第33回日本コンピュータ外科学会大会

大会長挨拶

時下、貴社におかれましては益々ご盛業のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、この度、2024年11月8日(金)~10日(日)の3日間、『第33回日本コンピュータ外科学会大会』を東京科学大学湯島キャンパスM&Dタワー(東京都千代田区)にて開催することとなり、現在鋭意準備を進めているところです。

日本コンピュータ外科学会は、Information Technology・メカトロニクス技術の外科領域への導入の期待を背景に、1992年に研究会として発足しました。外科医を中心とする医学者、工学者、臨床スタッフ、企業人、行政関係者が一堂に集う会として、医用画像・ロボットなどの技術の発達、内視鏡外科手術・手術ナビゲーション・ロボット手術など、低侵襲外科治療のニーズの高まりとともに発展してまいりました。

人工知能をはじめとした革新技術の臨床実装にはじまり、特に、我が国で輸入過多といわれて久しい治療を目的とする医療機器の領域においては、ここ数年の間に国産手術支援ロボットの開発や上市が続いております。今後も本邦の産業を大きく発展させる領域となる可能性を秘めており、本学会の重要性は今後ますます高まるものと考えられます。

今回第33回日本コンピュータ外科学会大会を開催するにあたり、実り多き会となるよう全力で準備に取り組んでおりますので皆様方におかれましては奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。

2024年3月吉日

第33回日本コンピュータ外科学会大会

大会長  中島 義和(東京科学大学)


副大会長 伊藤 雅昭(国立がん研究センター東病院)

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